Skip to content

あゆ(鮎)

梅雨明けから8月の中旬頃にかけてが一番美味!
ビタミンEはNo.1!

別名

英語でSWEETFISH

名前の由来

「ア」は小、「ユ」は白、つまり小さく白い魚の意味。「鮎」なる字は、太古、神武天皇が大和侵攻で武運を占った時、悪夢の啓示で鮎が水面から浮き出てきたという神話かららしい。

5~8月

主産地、分布

和歌山、愛知、静岡、岐阜 他

特徴

「春生じ、夏長じ、秋衰え、冬死す、故に年魚と名付く」(『和名抄』)とあるよう、あゆは1年で生命が果てるところから「年魚」とも呼ばれます。この短い一生のうち、あゆはさまざまな名前で呼ばれます。秋に川で生まれ、稚魚のうちに川に下り冬を過ごしたあゆは、春に川を遡りはじめますが、この頃を「のぼりあゆ」「若あゆ」、秋になって肌にやや赤味が見えるようになったものが「錆あゆ」「落ちあゆ」といいます。まれに越年するアユもあり、これを「しまりアユ」といいます。

まめ知識

ワカサギ、シラウオなどと同じサケのグループで、ただ一種類しかない一科一属一種。いわば日本の国魚ともいってよい魚であります。アユを始めて学界に紹介したのは、オランダから鎖国時代に日本に渡来し、「日本動物誌 FAUNA JAPONICA」を編集した、シーボルトです。

栄養素、旨み成分

養殖アユには、老化の進行を抑制し、生殖機能を高める働きをするビタミンEが、魚類中では最も多く含まれているのも特徴です。ビタミンEは自律神経中枢に働き、毛細血管を広げ、血液の流れを促進し身体を温める効果があります。このことから、肩こりや、冷え性や肌荒れの解消にも役立ちます。

選び方

体が張り、腹がしっかりしていて、透き通るような光沢がある。ヌメリが多い。

食べ方

塩焼き。魚田。アユ飯。

Scroll To Top