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わらさ(稚鰤)

天然ワラサの脂がブーンとのってきました

別名

メジロ、ガンド。

名前の由来

英・独・蘭・露名は,<黄色い尾>,<琥珀色の魚>の意で,いずれも目の前方から尾まで黄色い線が走っていることにちなんでいます。

ブリの旬は冬だが、ワラサはひと足早い晩秋に脂の乗りが最高潮となる。

主産地、分布

北海道、青森、岩手、宮城、山口

特徴

天然物はアミノ酸によって形成されるうま味成分が多く含まれます。温帯性の回遊魚で,日本各地,朝鮮から東シナ海に分布します。ブリは水温14~15度あたりを好み、夏には暖流(黒潮)にのって北に進み北海道のあたりまで行き、寒くなると南に下ります。3年、4年で60cm~70cmのワラサに成長します。

まめ知識

体重3㎏以上の3、4才魚のこと。

栄養素、旨み成分

EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、タウリン、ビタミンB1、B2 、POA(パルミトオレイン酸)が豊富。
タウリンはコレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果があるといわれています。中でも血合部には普通肉の3倍量も含まれています。ビタミンB1、B2は脚気や炎症予防にする効果があるそうです。パルミトオレイン酸(POA)は、脳の血管に栄養を補い、血管壁を丈夫にする働きがあるとされている成分です。タンパク質は牛肉と同等の21%以上、脂質は3倍の17.5%近くを含んでいます。

選び方

切り身:血合いが鮮やかな赤色。切り口がなめらか。

食べ方

カマと砂摺りの塩焼きをお試しあれ。粗塩をたっぷり振り掛け、1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。この塩を清酒で洗い流し、もう1度パラパラと塩を振って焼き上げます。魚体の中でもっとも脂の乗っているところだけに、口に含むとポロッととろけるようなうまさが広がります。イナダでは少し物足りないと言う事で、ちょうど良い食べごろサイズと言う事になる。ワラサは皮がおいしいので、皮ごと調理した方がよく、あら煮などにするとすべてを無駄なく食べることができます。塩焼き、照り焼き、刺身。

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