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めばる(目張、目春、眼張)

春が来た来た。目春です。

別名

クロハチメ、テンコ、メバチ、ワイナ

名前の由来

大きい目が張っているからメバルとつきました。たけのこメバル:たけのこが出る時期に旬 を迎えることから。

4月~7月

主産地、分布

青森、秋田、北海道、石川

特徴

胎生…魚はふつう卵を産みますが、メバルはなんと胎生。受精卵は母体の中でかえり、 卵巣を食べて稚魚となり、一人前の姿になり母体から飛び出す。相当な貪食で、エビ・カニの甲殻類も良く食べる。大きな餌を一気にくわえ込む習慣があり、釣り人にも喜ばれる。 春告魚です。生息する場所によって体色が違い、赤メバル、金メバル、黒メバルなどに分けられる。仲間には赤褐色に黒い横じまのあるトゴットメバル、横じまのウスメバルがある。北方系は、ヤナギノマイ、ハチメ、エゾメバル、アカガヤ。

まめ知識

築地魚市場では通常、ウスメバルを「メバル、赤メバル」、メバルを「黒メバル」と呼んでいます。

栄養素、旨み成分

たんぱく質、ビタミンE(老化防止、動脈硬化予防)、カルシウム。

選び方

目が澄んでいる。エラが鮮紅色。体に光沢がある。

食べ方

煮付け、塩焼き、唐揚げ、刺身。
鮮度の良いものほど、皮がはがれやすいので強火で煮すぎないように。そこの広い厚手の鍋に、水・砂糖・醤油=5:1:3くらいの割合で、薬味に唐辛子を少々。いったん沸騰させ、火をゆるめて魚をいれ、落し蓋をして弱火でことこと煮る。煮汁が少なくなったところで日本酒を少々入れ、こってりテリが出るまで煮る。身がやわらかいので、ひっくり返したりしないこと。お皿に盛ったら煮汁をかけて出来上がり。

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