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ほたるいか(蛍烏賊)

春になりました。会社には新入社員が。富山の海からはホタルイカが届きました。

名前の由来

明治38年、蛍の研究で有名な渡瀬庄三郎博士が発見し命名。

2月~4月

主産地、分布

富山県、石川県、兵庫県、島根県、鳥取県、オホーツク海~熊野灘(太平洋)、オホーツク海~朝鮮半島南部(日本海)

特徴

発光器は三つあります。外套膜の腹側に約1,000個。眼球の腹部に5個。第4腕の先端に3個。その光は陸上のホタルとは比較にならないほど強く、16m離れていても新聞が読めるとも言われています。「ホタルイカの身投げ」2月~5月頃、魚津市~富山市の海岸線に産卵に来たメスが波打際に打ち上げられる様子。

まめ知識

富山湾のホタルイカは蜃気楼と共に有名。富山市~滑川市~魚津市の沿岸は「ホタルイカの群遊海面」として特別天然記念物に指定されています。

栄養素、旨み成分

グリシン、タウリン、リジン、ベタインなどの甘味を感じさせるアミノ酸が豊富。アデノシン1リン酸(分解されたイノシン酸)が豊富

選び方

桜の便りが聞かれたら、身がふっくらしたものを選びましょう。ただし、旬の走りは、小ぶりです。滑川産が一番です。漁獲量は兵庫県が一番多いです。

食べ方

しゃぶしゃぶ。桜煮。佃煮。墨造り。沖漬け。「龍宮そうめん」ホタルイカの腕(足)だけを集めてイカソーメンにした贅沢な一品。生姜焼きや長ネギと串焼きにしてもおいしいです。内臓には、寄生虫がいますので生食はさけてください。 ただし、火を通せば大丈夫です。内臓は栄養たっぷりなのでぜひ食べてほしいですね。

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