したびらめ(舌平目)

私は「海の女王」よ!
ヨーロッパではそう呼ばれているそうです。

別名

ベロ、ベタ、シタ、ウシノシタ、クツゾコ、ゲタ

名前の由来

ウシノシタとは、「牛の舌」に似ているからで、この連想は、外国でも同じで、英語で「タング・フィッシュ(舌魚)」、オランダ語で「トング(舌)」、ドイツ語で「ゼー・ツンゲ(海の舌)」らしいです。

6~8月。

主産地、分布

山口、長崎、福岡、愛媛、兵庫、京都。

特徴

舌平目もヒラメやカレイと同様、生まれたときは普通の魚のように眼が体の 両側にあって、海中を泳いでいます。それが、体長1cmを超えてくると背ビレの先端が、象の鼻のように頭の先まで伸び、その間にできた穴を通って、右眼が左眼側に回転してくるのです!!その後、穴はふさがり頭が広くなります。そして、眼のある側は黒くなり、体を横倒しにして底生生活に入るのです。

まめ知識

ムニエルというのはフランス語で「粉屋」という意味だそうです。

栄養素、旨み成分

白身で質のよいタンパク質、ビタミンB1、B2も多く。ビタミンDは相当量含まれています。

選び方

身が厚く、眼のある側の色が鮮やかでツヤがあること、透明なヌメリがあること。

食べ方

味は淡泊ですが、砂泥底に住むため、多少臭みがあることがあります。それを消すために、バターや牛乳、ワイン、ハーブなどを使った洋風料理によく合います。ムニエルにするときも、下ごしらえをして小麦粉をまぶす前に5~10分ほど牛乳に浸すとクセがとれて美味しくなります。煮付も上品な味があり、また、佃煮のあめ煮にしても美味しい。その他では、クリームソース添え、ワイン蒸し、グラタン、フライ。