さより(細魚、針魚)

「海の麗人」「海の貴婦人」と呼ばれるが、実は「サヨリストは腹黒(とても苦い)!」

別名

カンノウエオ:北九州、カマストシオ:岩手、ヨロズ:兵庫、スズ:能登・淡路・徳島、カンヌキ:東京、ハリヨ:新潟

名前の由来

沢(岸辺)寄りに多く集まる魚。サは狭長なる意味、ヨリは魚の古語「ヨリト」の略。ウロコが体側に106枚もあり、細鱗(サイリ)から。

2月~5月

主産地、分布

鹿児島、兵庫、東京、千葉、神奈川

特徴

腹腔部に真っ黒な薄い膜…とても苦い。体の上部が銀青色(背)なのは、空から見て海の青さ、下部が銀白色(腹)なのは、海底からみて太陽の光の白さに隠れるため。
あの北原白秋も「サヨリはうすい サヨリはほそい ぎんのうおサヨリ おねえさまに似てる」と詠いました。

まめ知識

群れを組み、水面下を矢の様に泳ぐ。時に海面をピョンピョンはねます。
水温12~25℃に産卵する。

栄養素、旨み成分

脂肪が少なく淡白。高たんぱく低カロリー。血圧上昇の抑制効果のあるカリウム、冷え性頭痛に効くナイアシンが豊富。

選び方

銀色でツヤがある。下あごの紅色が鮮やか。白目と黒目がはっきりしているもの。

食べ方

刺身、あぶり、酢の物。昆布しめ。椀だね。丸干し。天ぷら、フライ、ムニエル。
※酢で軽くしめると美味しさが増します。
※一夜干しをお試しあれ。詳しくは魚力店頭でお聞きください。